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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 1/25・26

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土曜は東西1戦ずつ。
京都ダート1400を逃げ切ったワンダーハイーニャは、曾祖母に桜花賞馬のアチーブスターを持つ渋めの在来牝系出身。彼女の走っていた頃、3歳牝馬が秋に目指すレースはビクトリアCであった。ハイーニャは恐らくダート専門。
ドスローの中山2000は大接戦に。スペシャルウィーク産駒のキネオワールドが、1番人気のダイワブレスをハナ差封じる結果となった。
が、2分8秒台の決着では力差も何もわからない。どちらも前で勝負するタイプか。スケールアップしたい。

日曜中山はダート戦2つ。
牝馬のスプリント戦は、1番人気のキャレモンショコラが決め手の差を見せつける格好で抜け出し快勝した。ノーザンダンサーの母ナタルマを5代母に持つバクシンオー産駒の良血馬。活躍も見込めそう。
1800戦は、渋い伸び脚で坂上で先頭に立った2番人気の大型馬アドマイヤダリアが勝ち上がり。フジキセキの産駒だが、牝系は幾分重めのヨーロッパ配合。こういうタイプは、ダートの重賞となると苦しくなるが、どう育つだろうか。

京都は1800は、活躍馬の下がポツポツといる粒ぞろいの一戦。2番人気のディープ産駒・トップアートがキュールエラピスの猛追を凌ぎ切った。姉にワンカラットを持つが、どうも距離延長では怪しい感じはある。一瞬の脚で勝負するタイプ。
キュールエラピスは次戦人気するだろうが、チチカステナンゴ産駒の末脚は狂気的なところがあるから取捨は難しい。

中京は、アラフジの豪脚が際立っていたが、追い込みタイプとは限らない。出来れば中団からだろう。フジキセキ牝駒。その活力にいささかの衰えも感じさせない。

 

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