予想、回顧、コラム

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 10/5・6

読了までの目安時間:約 2分

 

東京が土曜一番手。
雨の影響か、人気のダイワレジェンドは名前の印象通り牡馬だったら…。
粘り込んだヴァイスフェッターは、牝系が南米血統で息の長い活躍が期待される。
 
京都は良馬場。
西では人気馬が正しい競馬で新馬勝ち。レーヴドスカーの牝駒は3頭全てデビューウイン。ボトムラインとしての信頼は厚い。
父ロブロイ替わりで半姉よりは地味だが、怪我のリスクは減るはずだ。
 
ダートはトリックデックの圧勝。1600くらいまでは挑戦してほしいゴールドアリュール×ノーザンテースト。人気のサチノクイーンは恐らく単調なタイプで、付き合いが難しそう。
 
新潟は牝馬戦。勝ったサクラパリュールは490kg。多重クロスが特徴でサクラメガワンダーの近親。アルテミスSでも穴なら怖い。
 
今週の京都は高速馬場。
グラスワンダーの仔と孫のワンツーで、レコード決着。
勝った孫のモーリスは、メジロボサツ系で走りっぷりにも重厚感があった。
 
東西とも、日曜日は1800戦が行われた。
時計も上がりも平凡だったが、西はこの高速馬場をこなせたのはリルダヴァルの半弟のヴォルシェーブだけという感じ。
ネオの仔だから、52秒台の時計も味方した。渋いレース向き。
 
東京は渋残り。
今日は人気に応えた藤沢&カメハメハコンビ。
コディーノの全弟トレクァルティスタが、最後少々行儀の悪い走りを見せたものの初陣を飾った。
追いつめた牝馬のラインハーディーは、トウカイポイントの姪っ子。古馬になってからか。
 
 
重の東京ダ1400戦は、ダイワメジャー産駒トーセンマイティが接戦を制し、新潟はアドマイヤコジーンの仔サフランスカイが、好位抜け出しで快勝した。
 

 

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新馬回顧 9/28・29

読了までの目安時間:約 2分

 

今週は6鞍。
阪神の土曜一番手が、今週のメインのはずが…。
ブロードストリートの半弟とトゥザグローリーの全弟が人気を分け合い、1800らしい瞬発力勝負になったが、その想定されたスローペースを味方につけ、自分のペースを守り切ったホワイトマズル産駒のバンドワゴンが圧勝。
母方も力勝負型の配合で、新馬戦から能力全開。オープン級。
 
2レース目は、勢いに乗る和田騎手が返す刀で見事な差し切り勝ち。
久々に見た、新馬戦の山内厩舎そしてダンツの冠名だが、少々前掛かりだった展開利も当然勝因の一つ。
人気のサトノバーキンは、是非芝でも。
 
中山
地味な組み合わせで、外車が断然人気でそれが消えたわけじゃないが…。
オーゴンボルトの末脚は輝いていた。
2歳戦では、クラスが上がると途端に時計短縮が課題になる。この馬もそう。
人気のトルセドールは、左回りの高速馬場で。
 
GⅠデーの中山は4レースから。
マイルの一戦は瞬発力勝負。
前が塞がり、ゴール前空いたスペースから鋭く伸びたレッドルシアンは才能を感じさせた。
ギンザボナンザの全妹だし、期待できる。姉より体はひと回り小さいが、距離はもつはず。
 
1800は、ドスロー。人気のディアデルレイが、卒のないレース運びで初陣を飾った。
名前から推測できることだが、母はディアデラノビア。
500kg丁度の体に、父はカメハメハ。前日の阪神圧勝のバンドワゴンと互角くらいの力を秘めているか。
 
今週の阪神は、少々小粒なメンバーだった。
チチカステナンゴにサンデーで何故という感じのダイワダルタニアンが、1400新馬で穴をあけた。、叔父はフジキセキ。スピード型の本質が出たか。
 

 

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新馬回顧 9/17・21・21

読了までの目安時間:約 2分

 

火曜
中山ではマイネルアウラートが逃げ切り。
ポツポツ活躍馬を出すロイヤルレジナの系統で、いきなりのオープンでも通用しそう。
一方、阪神はジュエルオブナイルの半弟オースミチャドが人気に応え、見事デビュー戦を飾った。
2000以下であれば安定して走りそう。
両者とも渋馬場は合う。
 
土曜
阪神1200
1、2着馬の反応の良さが際立っていた。
好調・ヨハネスブルグ産駒で、スペシャルウィークと根幹血統が居並ぶ母の血筋のタガノブルグは、レース内容通り、距離延長はむしろ歓迎。
 
ダ1800
サンデー・ミスプロ・リアルシャダイの3つが入った血統という共通点を持つ人気馬同士の決着。
勝ち馬は500kg近くまで体重が増えれば、重賞も狙える器になるか。
 
中山は千二の牝馬戦。
波乱含みとはいえ、この時期の稽古内容や馬体の印象頼りすぎると…。
勝ったエクスシアの母は、活躍馬ハネダテンシ。アマゾンウォリアー系で、本格化は古馬になってからか。
 
日曜
阪神は注目の1600戦。
良血馬が顔を揃えた一戦だったが、ヴィンテージローズが兄弟と轡を並べるが如き438kgの馬体で、タフなマイルコースでの初陣を飾った。母はロゼカラー。
ロブロイ牝駒で適性は判然としないが、次戦はもう少し人気なるだろうし、決め手がどの程度かもう一度確かめたい。
 
中山もマイル戦。終始有利な態勢のまま押し切ったグリサージュの走りは、クロフネ×バブルの配合イメージ通り。
西同様、次はどこまでやれるかがミソだが、鞍上込みで曲者の予感。
 
長い一週間の掉尾を飾ったタカミツダンサーは、相手関係は楽でも、好素材だろう。短距離路線の牽引者に大成してほしい。
 

 

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凱旋門賞前哨戦

読了までの目安時間:約 2分

 

最終追い切りで、併せ馬の予定が併せることなく無人の野を進む姿ばかりを放映すると、オルフェーヴルは世界で一番強いような錯覚に陥る。
陣営の願い以上にファンが勝利を祈ることなどあり得ない。
直接的な感情移入ではないわけだから、それはあくまでヒーロー像に憧れの気持ちを持つ夢見る少女程度の思い入れなのだ。戦前の演出は程々に願う。
 
ひと雨あれば強い時の三冠馬らしい姿が見られるような気がしていたのだが…。
ライバルは凱旋門賞の時と同じキャメロット。
だから、相手にはならなかった。
何せまた重馬場だったわけだから…。これでは練習にならない!
 
ステイゴールドの魔術。
ロンシャン×ステイゴールドのマッチアップで、道悪は7回中5度もある。その時は全て連対している。
 
一方、ニエル賞は辛勝も先行きに希望という文字のみが頭をよぎる、一安心のゴールシーン。
正直、エプソムダービーは低調でルーラーオブザワールドに負けてもらっては困るし、裏路線から神戸新聞杯と菊花賞の間くらいの格にあるパリ大賞典を勝ったフリントシャーは、いくらダービーが2100の国だからと言って少々過大評価だったか。
日本ダービー馬をナメたらいかんぞ!というような、ユタカのプライドもルーラーの末を封じた一因だろう。
申し訳ないが、負けてはいけないレースを制したまで。
だから、もう少しパワーアップしたいところか。
 
ただ、日本馬初のニエル賞制覇が、本格的な重馬場初体験でのものだったから、斤量差も含め、これで王手だろう。
それにしても、不思議な馬である。
広い馬場では、未だに負け知らず。
初めての条件でもいつも勝ってしまうのだ。
 

 

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新馬回顧 9/14・15

読了までの目安時間:約 2分

 

土曜は良馬場。
 
阪神の牝馬戦は、マユキが瞬発力勝負を制した。良血揃いも今ひとつ信頼感のないメンバー構成だったが、タイキシャトル産駒らしくとてもセンスのいい競馬であった。へヴンリーロマンスやカレンチャンが遠縁にいる底力を秘める欧州型で、渋とく活躍するか。
 
中山は2鞍。
1600戦で完全に能力上位だったニシノミチシルベは、西に同じくタイキシャトルの産駒。母はセイウンスカイ×ニシノフラワーという西山牧場のプライドが凝縮されたような配合で、底力を感じる。
 
ダートの方は一本かぶりのキープアッドベイがクビの差凌ぎきって押し切った。
きっと、急坂は合わない。
 
日曜は雨の影響が大きく出た。
馬場悪化寸前に行われた稍重の阪神ダート戦は、差しの決着に。1、2着馬はどう考えてもスプリンターではないだろうが、馬場状態に比例した時計の割に前が粘れなかったことも大きかったか。
 
その後の1800(稍)。
60秒そこそこの1000M通過で、タフな直線の攻防に。先に仕掛けたホワイトマズル産駒のシャドウダンサーと殿人気のハイプレッシャー(父ハーツクライ)の追撃で手に汗握る実に熱いゴールシーンは、シャドウダンサーのハナ差粘り込み。
母ダンスインザムードという超良血馬だが、パワーアップが必要。長い目で見ていきたい。
 
中山1800(不)
12倍のオッズに収まっているのはマイネル軍団だったからだろうが、ダート寄りの配合だったコスモイノセントが坂上では楽勝の態勢。雨の影響は大きかった。
まあ、父マイネルラヴも最初はクラシックを目指していたからなあ…。
東京で人気になったらお勧めしにくい。
 
火曜は来週分で。
 

 

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