ミッキーアイル

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

レコードクロニクル 京都1600M(内)<2歳レコード>

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『1:32.3』
2013年11月2日 京都1600M(内)<2歳レコード>

そろそろ触れるべきかと思った。
レコードホルダーであるミッキーアイルにはもうGⅢの箔もついたことだし、これから立派にステークスウイナーとしての競走生活を歩んでもらいたい。
短距離型ではなく高速決着向きの中距離型だというスタンスでこの馬を才能を認識している少数派の一人として、この有り余る才能への期待は大きいのだが、中距離でも前向きに競馬できるようになるまでは、じっくり無理のないローテーションを願いたい。

何せ、かつてジェンティルドンナに全く歯の立たなかった2012年シンザン記念1番人気馬は、昨夏一気の距離延長に重賞3連勝という答えを出したあのトウケイヘイローなのだから。

あの日。つまり、GⅠ非開催週の土曜日は、天候も良好で高速決着の連続だった。
芝の2歳未勝利で、
1:47.5
1:21.3(内)
を計時。
1勝クラスでは1:21.9(内)も記録されている。
古馬戦でも、
近江特別 1:45.5
メインの京洛Sなどは、1:07.0というエイシンバーリンが記録した当時の日本レコードにコンマ1差で決着した。

馬場の助けがあったからこそ。
でも、前日本レコードホルダーのウオッカも、京洛Sの際に名前を出したエイシンバーリンにしたって、その馬場の助けがあったから歴史的大レコードを競馬史に刻みこめたのだ。

疲れはあるだろうけど、前向きな自分を忘れないでもらいたい。
抑えて末を活かす手もあるが、そうするとディープ産駒らしいスピード能力がフルに発揮されないはず。
いい意味で期待を裏切る男になってほしい。

 

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