宝塚記念<裏>回顧
悪いことを思いついたので記しておく。
まず、
「良馬場なのに、2:13.2」
ヒシミラクルでさえ12秒台で駆けていたので、ちょっと特殊すぎる馬場。
一応、無事なら少なくとも1頭はこの中から凱旋門賞に挑んでいく馬がいるわけだから、ちょっと気になる。
11秒台が当たり前の21世紀の宝塚記念。
流石に馬場差はあっても、似たような荒れ馬場を10秒台で駆け抜けたオルフェーヴルと比べ、完璧さの点で物足りなさを感じる。
でも、ゴールドシップはレースを登録していない。これじゃ負けた時に文句言えないし。行きなさいっ!
あと、ジェンティルドンナ。
ローテーションは完全に凱旋門賞に向けてのものだから、それはいいのだが、正直この時期に完全に仕上げても十分再調整できるのに、何故こんなに間隔を空けてまでここを使ったのか?
そんな勝負をしていると勝ち運が逃げると思うのだが。
第一、これは思惑通りのスケジュールだったわけだから、10kg増こそ問題ないが、休み明けの気配も少しあった馬の出来に、少々ケチをつけておきたい。
「何を勝ちたいんだ?」
パリに行くなら、アスコットのレースを目指しても悪くないのだが…。
フェノーメノはパワー負けだから仕方ないとして、トーセンラーはちょっと意気込みすぎだったろうと思う。
京都が得意なのだから、急坂はダメなわけで、マークする馬がいっぱいいるのに番手を目指すというのは、明らかに戦略ミス。
結果そうはならなかったが、馬場を考えたらシルポートを4角手前で潰しに行くとか、ツルマルボーイ的追い込みに勝負をかけるとか…。
馬券を外したから、愚痴ってみました。イライラ。