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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

何してんだ‼ -自由・放言の奨め-

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凱旋門賞に向かう男馬2頭の背中を知る3人の騎手。
スイッチマン・秋山真一郎。ともに降ろされたウチバク。あと一人、ともに一戦必勝のノリおじさん。

ただ、本来彼らは今でも内田博幸のお手馬でないといけないのだ。
須貝調教師にゴールドシップのオーナーサイドに三下り半を突き付けられた頃には、ジャスタウェイも前に乗っていたユーイチの下に。
ヴィルシーナのVマイル連覇で一矢報いたというのでは、名うての腕利きも落ちたなと言われるだけ。
思えば、彼らを不自然な理想形で勝利へと誘った横山とて、半年くらい前は大一番での勝負運のなさを見せ、地味に恥を晒していた。
個性派に頭を悩ませると、勝負勘が狂う。馬の良さを冷静に見極めていきたい。

ジャスタウェイの主戦とて、安泰ではない。
内に潜り込む込むべき時にそれをせず、それを避けるべき時に内に入れてしまっていた。
特に、京都金杯の1馬身半差はそのまま判断力の差だ。おまけにペケ3つ。
トーホウアマポーラもジャスタウェイも外から差すのが自分の形だろう。でも、それは競馬学校に行ってれば誰でもできる。
凱旋門賞で勝負するなら、ノリ仕込みの好位抜け出し策が基本線。
中山記念のVTRを100万回見なさい。きっと、キネーン駆るシーザスターズの姿とリンクするはずだ。

再びのミスが許されるかの議論は置いといて、ハープスターを正攻法で負かした岩田康誠の騎乗は素晴らしい。
騎乗馬の質が低下している時だからこそ、この勝負師としての生き様をもっと称えようではないか。
あと、石川裕紀人君。焦っちゃダメ。競馬は一番最後に仕掛けた者が有利である。

 

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