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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

何だこいつは!? -放言・自由の奨め-

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ゴールドシップと横山典弘は、ベストコンビであった。また、相も変らぬグランプリマイスターぶりも発揮。
春の反省、秋の準備。夏はいつも勉強の季節。
反省の課題に、絶対に負けられない戦いを制した名馬に流れるDNAを鑑定すれば、気になってくる、気になってくる。
「ステイゴールド」
その功罪。これはこれ、あれはあれというタイプなのは間違いない。

その功績に異論なし。
連覇という偉業が2つ。春の5歳馬には比較的容易いことではあるが、日本の格式高いGⅠでのことだから、歴史的な快挙だ。そのフェノーメノとゴールドシップは何度も対戦しているのだが、轡を並べて仲良くゴールしたことは一度もない。

G:君が変なんだよ
F:そんなこと言われても困る
ステイゴールドの罪とは、このことか。

マックイーンというベストファーザーに傾倒したが、血統的見地では、インブリードの邪魔にならない存在が、成功へと導いたと解釈。
フェノーメノは、限りなくディープインパクト産駒に近い性質を示している。それでも、得意条件にステイゴールド産駒らしさが見え隠れ。

不肖の息子のずる賢さから勘案すると、こう考えたら合理的か。
「サンデーサイレンスに一番よく似ているのは、実はステイゴールドだった」
サンデーよりもずっと、ステイゴールドの方が小さい。ミニサンデー。
第3世代の複製へと受け継がれた尊大さ、なのか。

夏の課題は、『ステイゴールド大解剖』で。
どこかの少年向け雑誌の付録に、夏の自由研究の題材が載り始める頃だが…。
これは大人にも難題。子供達には、あのSTAP細胞についての検証でもしてもらおう。

 

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