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NHKマイルC展望

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皐月賞前に断定的なことを言うのは筋違いの感もあるが、何となく見えてきたレースの構図。

ポイントは差し馬の取捨。
タガノグランパ
サトノルパン
ショウナンアチーヴ
ショウナンワダチ

アジアエクスプレスも芝で先行できるほど器用には思えないからこの仲間であろうが、それぞれ自力で時計を縮められるほど強力な末脚を持っているわけではない。個体差で判断したい。

すると、ミッキーアイルの作り出す流れの読みが重要。
ここ3戦の前後半のラップ差は、-0.6、-2.1、+0.6とバラバラだが、勝ち時計の差は0.4以内に収まっている。
ただし、総マークされることを考慮すると、
46.2-46.1
という未勝利戦のラップが理想だろう。
テンのスピードの割には、前傾ラップを好まないのは父の影響か。
東京マイルでこのラップバランスは頻発している。

前哨戦のニュージーランドT(NZT)で牝馬が3着以内に入ったのは実に12年ぶり。
その時快走したサーガノヴェルは、1000M通過55.9の猛ペースを中団から差して、ゴール前までは先頭だった。

そのスタンスで行くと、桜花賞組も見逃せない。牝馬が強い年に2頭が穴をあけた。
過度なスピード能力を問われない競馬になれば、ハイレベルの牝馬が多い世代のこと。牝馬のキレは侮れない。

毎日杯組はダービートライアル向きの馬が多く、そこでもどこまで勝負になるかくらいだから、穴馬枠としてアズマシャトルを挙げるに止めたい。

皐月賞組で一番出てきて欲しいのがロサギガンティア。
藤沢師にとっては、ここじゃないんだけどなという本音も聞こえてきそうだが、ベストに近い条件だろう。

 

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