ウォーターフレアー カレンリスベット プレジールシチー

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 2/1・2

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今週は4鞍。1場1日1レース。
もうそろそろお終いという流れにもなってきた。
春が来れば、もう2歳の良血馬が話題の中心になる。

土曜日
京都ダート1800戦は、稍重ということもあって逃げ切りが決まったが、すんなりとは収まらず。
ブラックタイドの女馬ウォーターフレアーが渋とさを発揮して押し切ったが、その後ろにいた1、2番人気馬の消えるような流れではなかったので、評価は難しい。
東京は芝の1800戦。
人気のカレンリスベットが、直線堂々と抜け出し人気に応えた。
マンハッタンカフェ産駒の牝馬で、また馬格もあるほうだから、チームアパパネの再来という意味でも魅力的な存在に育ってもらいたい。
この世代、最後はやはり牝馬に収束する流れのようだ。

日曜日
東京のダート1400を勝ち上がったのは、2番人気の良血馬。あのエスポワールシチーの全弟プレジールシチーが、無難な好位抜け出し策で初陣を飾った。兄は夏まで芝を使っていたから、もちろんこの時点で距離への耐性や、また能力値そのものも測りかねる部分はあるものの、十分上を目指せる力は持っていそうだ。
1番人気のサーストンコラルドは、勝ち馬の後ろ回ってきたのだが、直線伸びを欠き8着だった。
京都でも、人気のトーセンマタコイヤ(父ディープインパクト)がゴール前きっちり抜け出し、関東馬ながら強い競馬を見せた。
それほど距離延長は歓迎とは言えない牝系の血統構成だが、中距離の差し脚勝負に向いているのは確かだろう。時計の2分3秒0に関しては、流石に雨の影響もあるだろうから及第点以上の評価を与えたい。

ダート戦も多く、大器晩成型の発掘が今は楽しい。

 

レース回顧2014   コメント:0

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