有馬記念の劇的シーン

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

GPハナ差の激闘

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知る限りで5度、全57回中8回も息を呑むようなゴールシーンで中央競馬の掉尾を飾ってきた有馬記念。
日本一のレースと呼ばれた時代から、世界一馬券の売れるレースとなった現在までの間に、このレースは常に劇的シーンを我々に提供してきた。

ヴィクトワールピサ-ブエナビスタ ’10
人気、実績、絶対能力全ての面で、ブエナビスタは断然ではあったが、必ずしもそういう馬に有利に働くレースにはならない。
ルドルフ以外のチャンピオンホースは複数回挑戦すると必ず1度は敗れている。
一方で、世界基準における底力の指標が示される傾向もある。
ブエナビスタはドバイの経験こそあったが、ヴィクトワールはこの時点で凱旋門賞経験済み。
一叩きされ、今度はブエナビスタの前でゴール。小差だったが、凱旋門賞に出た者とそうでない者の差のようにも思えた。
後に、ヴィクトワールは世界一の称号を得る。

テイエムオペラオー-メイショウドトウ ’00
グラスワンダー-スペシャルウィーク ’99
主役の主役よる主役のための競馬となった20世紀末の有馬記念。
スローであるが故に、真の底力が解放される展開に。オルフェーブルの時と同じ。

メジロパーマー-レガシーワールド ’92
イナリワン-スーパークリーク ’89
主役が消えた有馬記念。消耗戦を経て、初めて出走叶う舞台。
昔から3歳有利なのは、菊にだけ照準を絞っていたからでもある。大昔の秋の天皇賞は、今のJCの開催日に組み込まれていた。
JCが誕生し、世界基準の競馬をした直後のGP。そこで激走したトウカイテイオー、オグリキャップは…。

有馬記念の劇的シーンは、必然だったのである。

 

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