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菊花賞展望

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もう決まりだろう。
今年の3歳世代、この夏古馬重賞を勝つことはついになかった。
さすがに、9月あたりから1000万でも力をつけた馬が出てきたが大分物足りない。
キズナだけ…、という気配も漂ってきたこの世代。
ロゴタイプの札幌記念も寂しすぎた。
 
だから、ここも1000万勝ちくらいの実績があればと思ったのだが…。
絶対数が少ない。
 
故に、穴馬は重賞実績馬が中心だろう。
2200以上を勝っていない馬で、優先出走権を持たない重賞未勝利馬が本番で好走する要素はただひとつ。
時計である。
過去10年で見ても、スリーロールスが1800でレコードと0.3差の快走後に菊花賞制覇。オペラシチーは小倉2000を1:58.3の好時計で勝っていた。
距離への耐性の見極めは重要だが、それは才能に比例する場合がほとんどで、着差を開けているだとかはっきりした形で現れるもの。今年は…。
 
穴になるわけないが、ユールシンギング・マジェスティハーツは言わずもがなの候補。
あとは、何といってもハンデ。数少ない1000万勝ちの馬で、展開は向いたが、33秒台の上がりを使えるというのは、正直鬼に金棒だろう。
それと、神戸新聞杯からはラストインパクト。セントライト記念組はハンデが一戦経ているので、他ではアドマイヤスピカが差すことに関してはマジェスティハーツに劣らぬポテンシャルを秘めていそう。
 
ここまでは、着拾いの候補。
単穴は、ケイアイチョウサン。スクリーンヒーローやソングオブウインドを送り込んだラジオNIKKEI杯は軽視禁物だ。
オルフェの結果如何では…。奇跡を呼ぶステイゴールド産駒は、宝塚と菊では外せない。
 

 

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