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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 9/14・15

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土曜は良馬場。
 
阪神の牝馬戦は、マユキが瞬発力勝負を制した。良血揃いも今ひとつ信頼感のないメンバー構成だったが、タイキシャトル産駒らしくとてもセンスのいい競馬であった。へヴンリーロマンスやカレンチャンが遠縁にいる底力を秘める欧州型で、渋とく活躍するか。
 
中山は2鞍。
1600戦で完全に能力上位だったニシノミチシルベは、西に同じくタイキシャトルの産駒。母はセイウンスカイ×ニシノフラワーという西山牧場のプライドが凝縮されたような配合で、底力を感じる。
 
ダートの方は一本かぶりのキープアッドベイがクビの差凌ぎきって押し切った。
きっと、急坂は合わない。
 
日曜は雨の影響が大きく出た。
馬場悪化寸前に行われた稍重の阪神ダート戦は、差しの決着に。1、2着馬はどう考えてもスプリンターではないだろうが、馬場状態に比例した時計の割に前が粘れなかったことも大きかったか。
 
その後の1800(稍)。
60秒そこそこの1000M通過で、タフな直線の攻防に。先に仕掛けたホワイトマズル産駒のシャドウダンサーと殿人気のハイプレッシャー(父ハーツクライ)の追撃で手に汗握る実に熱いゴールシーンは、シャドウダンサーのハナ差粘り込み。
母ダンスインザムードという超良血馬だが、パワーアップが必要。長い目で見ていきたい。
 
中山1800(不)
12倍のオッズに収まっているのはマイネル軍団だったからだろうが、ダート寄りの配合だったコスモイノセントが坂上では楽勝の態勢。雨の影響は大きかった。
まあ、父マイネルラヴも最初はクラシックを目指していたからなあ…。
東京で人気になったらお勧めしにくい。
 
火曜は来週分で。
 

 

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