予想、回顧、コラム

血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

新馬回顧 11

読了までの目安時間:約 2分

 

土曜の新潟、小倉は重馬場。
この馬場で活躍するイメージのあるケイムホーム産駒・メイショウマサカゼは、1番人気に推された小倉ダ1000Mを逃げ切り、人気に応えた。ただ、超早熟の気配もする。
新潟芝1400を勝ったジャストサウンドは、その逆のような印象。馬場を味方につけて上がりのかかる競馬を制した。ヘイローの継続クロスは父譲りのものであり、早熟性をアピールする材料とはなり得ない。同父のラミーロより先行力はありそう。

新馬請負人・四位洋文を鞍上に迎えて、札幌1800圧勝のシャルールは、兄弟が圧勝後の不発で苦しんでいるグレートフィーヴァーの牝駒。父ゼンノロブロイも似たような傾向があり、接戦での勝負強さを見せてもらいたいが、現状これ以上のパフォーマンスを見せた2歳馬はいないから、2戦目までは暫定トップという評価で。

日曜日は回復気配。
小倉の芝は朝から良。1200勝ちのリッパーザウィンはヨハネスブルグ産駒。昨年ほどの勢いはないが、クビ差以上の力の違いがあったので注目。
新潟は2戦。新馬戦の時間ではそれぞれ重と不良。
人気のミッキーユニバースが逃げ切った芝1800Mは、少し相手に恵まれた部分もあったか。馬場も有利。ただし、ネオの産駒であることもそうだが、520kg台の体がどう遷移していくかには注目。絞れればスピード勝負も可能だろう。
ダ1200快勝のグラスエトワールは、単勝50倍とは思えぬ楽勝の競馬。雨馬場もよかった。

札幌1200M戦で勝ち上がったイズモは、ニジンスキーの4×3を持つマリブムーン産駒。洋芝はとりあえず合うだろうが、揉まれ弱い可能性がある。

 

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関屋記念 -回顧-

読了までの目安時間:約 3分

 

57のクラレントと58の最重量を背負ったダノンシャークの運命を分けた一つの要素が、道悪適性だった。
安田記念での激走によってより高い評価を受けたダノンシャークは、稍重より悪くなった雨馬場の競馬でここまで5戦全敗。ディープの仔だから仕方のない部分もあるが、今回も斤量が…という感じの負け方ではなく、持続力と決め手のバランスが取れすぎていることによって、破壊力にいつも通りの物足りなさを露呈してしまった。
昨年重賞2勝の実績があれば、この相手でも決定的な差をつけられておかしくもない箔をもちながら、彼にとってそれは、ムラのないパフォーマンス体現の最大要因に止まっている部分が大いにある。
6歳の夏。切ない。

道悪重賞を2歳時に制していた今回の勝ち馬クラレントは、これまで上がり3F33.4秒という脚を毎日王冠で繰り出し3着に好走しているが、それがメンバー中最速だったことはほとんどない。
道悪でのパフォーマンスに、本当の意味での信頼を置ける状況ではなかったが、冬の変則開催だった重馬場の東京新聞杯は、人気より走って3着。それ以前が、不良の東スポ杯と春の重い馬場で行われた稍重の弥生賞にあとデイリー杯1着の実績しかなかったから、平坦で時計勝負になりやすいこういうシチュエーションがぴったりだったとも言える。

これで今年5戦中4戦目の渋った馬場での競馬となったクラレントは、安田記念を1:38.0で走破し、中京ではそれを0.3秒縮めたのみでともに着外に思わっていたが、それさえ除けば問題なし。
事前の予想に限界のある馬場の読みではあるが、不良なり中京のような特殊な状況が人気の盲点に繋がったのもある。
また、騎手の腕の差はないというか、むしろ2着の方が実績十分だったのだがこの結果。
キレで本来クラレントを上回れるはずのダノンシャークに、脇役の演出したハイペースの不利はあったのだが、やっぱりこの負けは残念である。

それにしても、個人的に期待していたサトノギャラントとエキストラエンドには、つくづく困らされたものだ。
絶妙な4角のコース取りがありながら、力負けしてしまったギャラントのゴール前。理想とは遥かに乖離する競馬に終始してしたエキストラ。
マジェスティハーツの積極策は許容範囲ではあるが、何をしているんだかと思わず口をついてしまったのは筆者だけではないだろう。
とはいえ、昨年残念な負け方をした1番人気馬は今…。挽回してほしいのは山々だが。

 

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