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宝塚記念展望

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また決戦である。

ゴールドシップとウインバリアシオンは、王道路線のキーホース。
昨年の覇者と天皇賞最先着馬だが、暮れのグランプリで着順の良かった2頭でもある。
今春もしっかり勝ち星を挙げたわけだし、最低でも押さえは必要。あとは、騎手とのリズムだ。

ジェンティルドンナは今年も参戦するだろう。人気にもなる。が、エピファネイア・キズナという4歳の遠征組が出てこないのは残念。格の差を感じる。
4歳勢は、メイショウマンボとサトノノブレスが代わって、穴候補の俎上に上るわけだが…。適性だけでは買えないのがGⅠ。ホッコーブレーヴ、デスペラードといった特殊追い込み枠の2頭も同様だ。

逆サイレンススズカのジャスタウェイが、雨馬場であろう東京の芝をどうこなすかが、今週末最大の関心事。負ける構図がマイルでくらいしか見当たらない馬だから、中2週での参戦も考慮すべきだろう。
ここまでの実績を考えると、アイリッシュチャンピオンSに参戦する公算は大きい。現役世界最強馬の称号を引退まで防衛できるかは、この夏の結果が大きく影響する。
一応、安田記念登録の馬では、ショウナンマイティとこれも一応ということで、トーセンラーもマーク対象か。
グランデッツァは、そこを回避しての宝塚参戦なら、ナカヤマフェスタの再現もあり得る。

鳴尾記念組は、地味に来る印象もあるし、切りたくはない。
カレンミロティックとエアソミュールが注目ではあるが、トウカイパラダイスは馬場にフィットしてきそうで、両レースとも狙い目となりそう。

天を味方につけて勝負する競馬とも違う、日本独特のグランプリ競走。
体調面が何より重要だ。

 

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