ローカル向きの性質を持っていたとしても、各場の主には敵わない

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夏重賞の掟

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特徴的なのは、ローカル戦だけあってチャンピオンサイヤーがさして目立っていないということ。
「SS系過信禁物」
「ノーザンダンサー系活躍」
この二つは、近3年の顕著な傾向である。

直線の1000Mや、純度100%の洋芝競馬など特殊条件の重賞が開催され、GⅠコースで求められる能力とは明らかに異なる。

アイビスSDの牝馬優勢の流れは有名だが、サンデー系未勝利という点も見逃せない。
ヘイルトゥリーズン系唯一の勝ち馬にして、最初で最後の連対馬がテイエムチュラサン。
日本を制した血が、このレースの優勝ラインでは通用しない。

ちなみに、ノーザンダンサー系は過去12回のうち4勝と最多で、続いてナスルーラ系が3勝。ダート経験もプラスとなる条件だけに、この結果もうなずける。

ラジオNIKKEI賞は、11、12年と夏の重賞路線では不振のディープ産駒が人気にきっちり応える形で連覇しているが、その他では、関屋記念レコード勝ちのドナウブルーとレパードSを勝ったボレアスの2頭のみ。こちらはサンプルが少ないので多言は避けるが…。

どこかで見たような傾向は、札幌記念にも該当する。
ハンデ戦でなくなった97年以降、SS系が4勝も牝馬が3度制しており、人気牡馬は壊滅状態。
時計が主要四場並に速くなっているから絶対ではないが、決して無視できないデータである。

SS系人気馬は、今年のサマー2000シリーズで2戦1勝。七夕賞は好時計決着で父チーフベアハートが勝利も、母父サンデー。
傾向変化の兆しも。

どんなにローカル向きの性質を持っていたとしても、各場の主には敵わない。
この掟は、いつ何時も揺らがない。

 

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