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血統を語る、競馬予想ブログ「ぶらっと競馬場まで」

上がり馬のおじさん

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流石にGⅠで何度も好走していたカンパニーは、このテーマにはそぐわない。
天皇賞
レッツゴーターキン
オフサイドトラップ
トーセンジョーダン
JC
レガシーワールド
マーベラスクラウン
スクリーンヒーロー
連勝ストップ
マーベラスサンデー
ダークシャドウ
 
オグリキャップ
ヒシアマゾン
も仲間ではあるが…。
秋の重賞を2度も連勝して大一番に挑んだことへの敬意は示しておきたい。
 
そういえば、芦毛の有力馬ばかりのレースがあった。
メジロマックイーン・ホワイトストーン・プレクラスニー…。
1強のはずが、不良馬場のせいで予想とは違う展開に。
 
魔の2コーナーを乗り越えられなかった名馬の一頭。
武豊にスーパークリークショック以上のダメージを与えた、6馬身差圧勝の幻。繰り上がったプレクラスニーとは丁度1秒の差がついていた。
それでも、2:02.9というマックの走破時計は、前年のレコードより5秒近く遅い。普通の馬場ではなかった。
 
いまや父クリスタルパレスの名はタニノギムレットの母父という印象以上のものはない。
府中の競馬で無類の強さを誇ったプレクラスニー。準OP、エプソムカップを快勝後、混戦ムードの毎日王冠に挑み、サクラユタカオーのレコードにコンマ1差に迫る快走を見せ、本番では逃げて2位入線を果たした。
 
大多数がその勝利を認めない風潮の中、武豊とマックの悲劇だけ語られるのが歴史のちょっと卑怯なところ。
彼が笑い草として名を残すことになるならば、こんなに悲しいことはない。
 
4連勝で天皇賞馬になったプレクラスニーは、次戦でまた高速レースとなったレコード決着の有馬記念を4着後、脚部不安で引退した。
 

 

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