2歳馬 夏総括①
新潟2歳S
毎年おなじみの豪脚一閃だったが、今までのものとはインパクトが違う。
レースこそ違うが、後に晩成型の才能が開花することとなるカンパニーが、休み明けをものともせず圧勝した関屋記念を思い出した。
彼は、その年天皇賞で豪華メンバーが集結する中3着と好走し、2年後にはウオッカを返り討ちして天皇賞馬となった。
ハープスターの成長力は、今のパフォーマンスだけみてもそのレベルにあるわけだ。
血統の印象通りといったところか。
奇しくも、父・母父ともジャパンカップを制している。
1400楽勝の新馬戦の走りに余力を感じさせていたが、次の1F先にあったのは独走の重賞制覇。
まさに快勝であった。
このレースの初代勝ち馬は、後にエリザベス女王杯を制するビクトリアクラウン。
祖母のオーハヤブサはオークス馬。
よく似ている2頭だが、ビクトリアが3番人気だったのに対し、ハープスターは1番人気。
時代もレース設定もまるで違うが、血のドラマの起点となる若駒時代の共通項を見る限り、未来はもう約束されたようなものだ。
人気の差し馬の不発が話題になっていたレースだが、府中・阪神の新馬戦増設で流れは変わっている。
7月にはもう強い馬が出てくるようになった。
レース傾向に影響することは必至だ。
その他、勝ち上がった馬では、
ホープタウン
28日 小1200未勝利
サトノアラジン
10日 新1600
プライマリーコード
11日 函1800
ウインフルブルーム
18日 小1800
レヴアップスピン
24日 新1600未勝利 稍
ピクニックソング
25日 小1200未勝利 不
等に注目。
週末出走予定の有力馬は、せっかくなので来週まとめて。